谷村新司さん
1月18日の読売新聞朝刊に谷村新司さ
んの談話が載っていました。
60歳になった昨年末、ヒット曲と同名の
小説“昴”を出版し、そのことに関する
談話です。
後半だけ書きます。
“昴”を歌っていて、なぜ“さらば”と宣言し
たのか、自分自身、長年、疑問を抱いてい
ましたが、その答えも見つかりました。
自分たちで作ったものに人が縛りあげら
れ、執着してくると、終りが来る。
それに別れを告げる勇気を持たなくては
いけない。
そういう時代が来ることを、“さらば”は
預言していたのです。
「心」「優しさ」「思いやり」といった、
目に見えないものが大切になっています。
既成概念に閉じ込められた人々の心を
解きほぐすことが、自分の役割だと、
はっきりと認識できました。
本を書いたのも、この一環です。
人は、大人になるに従い、「なぜ」と考える
ことをやめ、「ノウハウ」を追いかけ、何か
に生かされていることを忘れてしまいます。
世の中には、意味のないことは一つも
ありません。そう思い、いろいろなことを
楽しんでいます。
転機は、「自分の心が喜んでくれることは
何か」と問いかけるチャンスです。
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素晴らしい人ですね。
本当ににそうですね。
僕も、何かに生かされていることを
常に忘れないように、心がけています。